『湯を沸かすほどの熱い愛』 by 中野量太
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読んだ/観た日:2020/09/19
★小説/絵本/映画/マンガ/ドラマ/アニメ総合:3.9
ストーリー:4.2
エンディング:3.7
登場人物/演技:4.1
絵/文章/映像/音楽:3.9
世界観/独創性:3.9
おしゃれさ/エンタメ性:3.5
深さ/哲学性:3.9
他の人におすすめ:3.6
あらすじ/概要
銭湯・幸の湯を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら娘を育てていた。そんなある日突然、余命2ヶ月という宣告を受ける。その日から彼女は「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく。 (C) 2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
読書/鑑賞中メモ
杉咲花さんかわいい
女性が弱いし強い
感想/考察
最後はまあ評価が分かれそうなところ。双葉さんがこれを望んでいたというかそういう導線がもうちょっとあれば感動的になったかもしれないが、突然感/独善的な感じがあったことは否めない。まあそれでも僕はこの映画好き。まあなんかこれにもっていきたかったんだなあっていうのはあるけどね。このラストが最初にアイデアとして浮かんだのかなぁ。それにどう持っていくかというストーリー展開だったのかも?いや、どうだろうな。
なぜ銭湯で荼毘に付すのか。一人にしないからね、っていう娘ちゃんの言葉につながるのかも知れないが、銭湯で焼かれたいだろうか?監督にとって銭湯で焼かれるという行為がどういう意味を持っているのか。人を暖めるという行為としてなのだろうか。いや、この愛を共有しようという気はあまりないのかもしれない。湯を沸かすほどの熱い愛を見せつけたかった、ということだろうか。